ベリーダンスはアイソレーションの踊り？～ベリーダンスの核となる動き(アイソレ)7選～

１：アイソレーションとは？

アイソレーション（英: Isolation）とは、分離、隔離、独立、絶縁などの意味になります。

パントマイムやストリートダンスでは、体の各部分を単独で動かすトレーニングでも使われており、

人間離れして見える動きの基礎となるトレーニングとも言えます。

人間の通常の動作では、身体のひとつの部分だけを動かしているつもりでも身体のほかの部分がつられて動いてしまうものですが、アイソレーションを意識することによって分離が可能になります。

アイソレーションを訓練すると空間上の固定された部分、

空間固定点（英: fixed point）(＝名前通り、空間に固定する点の事を意味します。)

を作り出すことができ、顔、首、肩、腕、手、指、胸、腰、足、さまざまな部分の切り離しが可能になります。

そして

この応用によって、実際には存在しない壁、階段、ドアなどを、エアーで存在感をもって動く事も可能になるのです。

初めは難しいですが、

非日常的な動きで、普段行わない動きだからです。

動かしていくうちに誰でもマスター出来る動きになっていきます。

少しずつ身体に慣らして上達させていきましょう♪

２：ベリーダンスのアイソレーション７選

アイソレーションでのメリットは、

これらの動き(腰、胸、肩、そして頭など)を身体のさまざまな部分に分けて考えることができる点です。

原理的には動きを習得することで、身体のあらゆる部位で再現することができます。

もちろん、本当にできるようになるには、かなりの練習が必要ですが。

ベリーダンスの7つのコアな動きをマスターしたら、

２つの動きを同時に動かしたり、骨盤の傾きなどの動きもスムーズに行うことが出来るようになります。

そして以下のコアな動き７つの動きを理解する事でより早く習得することができるでしょう。

ベリー ダンスの即興でも重要なアイソレーション、

さまざまな動きを組み合わせることができるようになった時点で、音楽に合わせて即興も楽しめるようになります。

あなたのベリーダンスのステップアップの参考になれたら嬉しいです。

そして、自分の身体を思い通りに動かせるようになり、より自由でダンス表現を楽しむ事が出来るでしょう。

⑴ヒップリフト&ドロップ

腰を上下する動き。

上半身がつられて動かないよう上半身は固定して腰だけを動かします。

⑵ヒップスライド

腰だけを横にスライドする動き。

腰がスイングしないように床と並行の状態をキープして骨盤を横にスライドさせます。

⑶ヒップシミー

腰だけが揺れている動き。

シミーは揺らすと言う意味になり

上半身は固定し、腰だけを揺らす動きになります。

⑷ヒップツイスト(ひねり)

腰だけをひねる動き。

上半身は固定し、腰だけをひねる動きになります。

⑸ヒップサークル

腰で床に円を描く動き。

前後左右に繋げて腰で円を描く動きになります。

⑹フュギュアエイト(8の字)

腰で８の字を描く動き。

床に対して寝ている８の字(無限マーク(∞))を描くように動かしていきます。

⑺アンジュレーション(ウェーブ)

身体で波を出す動き。

上半身から順番に波を描く動きになります。

3：まとめ

身体の個々を動かせるようになれば、ダンスの上達はもちろんのこと、もっと自分の身体の事を理解出来、さまざまな気づきにも繋がってくるでしょう。

例えば、左右動かしていて左は動かしやすいけど、

右は動かしにくいなどの身体の歪み、左右バランスに気づいたりなどです。

意識的に動かそうと思わなければ気づかない事が多く

アイソレーションは自身の身体と向き合うのにも、とても良いトレーニングです。

これを機に自身の身体と向き合ってみてください。

では、

良いベリーダンスライフを♪

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