【プロダンサー絶対見て!】簡単にできる契約&請求書作成ガイド

ダンサーとして活動する中で、

クライアントと交わす契約や、報酬を請求する際にどうしても必要な請求書作成

これらを正しく行うことは、プロとして認識を築くスタートです。

「何を書いたらいいのかわからない」

「ミスが怖い」と感じていませんか?

この記事では、

フリーランスダンサーが押さえておくべき契約の基本や、請求書作成のポイント初心者にもわかりやすく解説します。

安心して仕事に取り組む準備が整います。

目次

1、請求書作成の基本:まず押さえるべきポイント

2、適格請求書(インボイス)制度とは?ダンサーに必要な準備

請求書に記載すべき項目

3、請求書の書き方:基本項目と例文で解説

4、ダンサー特化の請求書テンプレート3つ:イベント、レッスン、振付用※無料テンプレートあり

5、契約書の重要性:トラブルを防ぐコツと注意点

・支払いに関する項目を明確に

・キャンセルポリシーの設定

・記載内容を具体的にするメリット3つ

6、おすすめツール&アプリ:効率よく作る方法

無料で使えるツール3選

請求書作成アプリ2選

・特徴、メリット、デメリット

・比較表

・どちらを選ぶべきか?

7、よくある質問6つ:請求書・契約にまつわるQ&A

8、まとめ:安心して仕事を進めるための準備

1. 請求書作成の基本:まず押さえるべきポイント

請求書は、

取引の内容を明確に伝え、

支払いをスムーズに進めるための重要な書類です。

特にフリーランスダンサーにとって、

クライアントとの信頼関係を築くために欠かせないツールです。

まず、以下の基本項目を押さえましょう。

請求書に記載すべき重要項目

  • 宛名:

    クライアントの正式名称を記載(例: 株式会社〇〇〇 〇〇様)。

  • 発行日:

    請求書を作成した日付。

  • 請求番号:

    管理しやすいよう番号をつける。

  • 取引内容:

    具体的な仕事内容(例: ダンスレッスン〇回分、イベント出演料など)。

  • 請求金額:

    消費税を含む場合は税率ごとに分ける。

  • 支払い期限:

    支払いをお願いする期限(例: 発行日より30日以内)。

  • 振込先:

    銀行名、口座番号、口座名義などを正確に記載。


2. 適格請求書(インボイス)制度とは?ダンサーに必要な準備

2023年に施行された適格請求書(インボイス)制度は、

事業者間で正確な税額計算を行うための仕組みです。

フリーランスダンサーも以下の要件を満たす必要があります。

請求書に記載すべき項目

  • 適格請求書発行事業者の登録番号:

    国税庁から発行される番号を記載。

  • 取引内容の明細:

    商品やサービスごとに金額と税率を記載。

  • 消費税額:

    税率ごとに分けて記載する。

記載例:

ダンスレッスン(10回): 10,000円
(内訳: 税抜価格 8,000円 + 消費税 2,000円)


3. 請求書の書き方:基本項目と例文で解説

基本項目
  • 請求書のタイトル(例:「請求書」)
  • 自分の情報(例:屋号、住所、連絡先)
  • 取引内容と詳細(例:イベント出演費用、振付作成料など)
実際の例文

請求書

発行日:2024年11月15日

請求番号:20241115-001

宛名:

株式会社〇〇〇 〇〇様

件名:

ダンスイベント出演料のご請求

内容:

  • ダンスイベント出演料:¥50,000
  • 交通費:¥5,000
  • 合計:¥55,000

振込先:

〇〇銀行 〇〇支店
普通口座 12345678
名義:一橋ゆい




4. ダンサー特化の請求書テンプレート3つ:イベント、レッスン、振り付け用

ダンサーの仕事に特化した請求書テンプレートを準備しました。

ダウンロードしてすぐに使える形式です。

以下のリンクをクリックして、請求書テンプレートをダウンロードしてください。

① イベント出演用 請求書テンプレート

② ワークショップ用 請求書テンプレート

③ 振付制作用 請求書テンプレート


5. 契約書の重要性:トラブルを防ぐコツと注意点

契約書は「口約束」では防げない

契約書は、ダンサーとして活動する上で、

クライアントとの間の関係を明確にし、後々のトラブルを防ぐための必須項目です。

支払いに関する項目を明確に

お支払いに関して記載すべきポイントは以下の通りです:

  1. 金額と支払い方法の
    例:イベント出演料や振り付制作費など、具体的な金額を確信します。支払いが銀行振込で行われる場合、振込先や振込手数料の負担についても記載しておくと良いでしょう。
  2. 支払い期限
    「事務完了後〇日以内」「請求書発行日から〇日以内」など、明確な期限を設定することが大切です。これにより、依頼者側の支払い遅延を防ぐことができます。
  3. 分割払いの条件
    高額な契約の場合、分割払いが選択されることもあります。この際、支払いスケジュールや金額を具体的に記載し、双方が納得した状態で進むことが重要です。

キャンセルポリシーの設定

キャンセルが発生した場合の対応を記載することで、突発的なトラブルを回避できます。

以下の点を盛り込んで安心です。

キャンセルポリシー

1. キャンセル可能な期限

キャンセル可能な期限を明確に設定することで、双方が安心して契約を進められます。

  • 出演予定日の7日前までのキャンセル:キャンセル料は無料
  • 出演予定日の7日前以降のキャンセル:契約金額の50%

2. キャンセル料の割合

キャンセルのタイミングに応じて、以下のように請求金額を設定します。

  • 7日前までのキャンセル:契約金額の50%
  • 当日キャンセル:契約金額の100%

段階的なルールを設けることで、公平性を保つことができます。

3. 不可抗力によるキャンセル

天災や病気など、やむを得ない理由でのキャンセルについては、柔軟な対応を記載しておくと安心です。

  • 天災(地震、台風など)や病気の場合:キャンセル料なし
  • その他、合理的な理由がある場合:個別対応

記載内容を具体的にするメリット3つ

信頼関係の構築
契約内容を明確にすることで、プロとしての認識が踏まえ、クライアントとの長期的な関係構築につながります。

双方の認識を一致させる
契約書に詳細を記載することで、「聞いていない」「そんな話はしていない」といった認識のズレを防ぎます。

トラブル時の証拠となる
万が一問題が発生した場合、契約書が双方の合意内容を証明する書類となります。


6. おすすめツール&アプリ:効率よく作る方法

無料で使えるツール3選

  • ①Googleドキュメント or Microsoft Word

    → 文書作成用のツール

  • ②Googleスプレッドシート or Microsoft Excel

    → 表計算用のツール

  • ③Googleスライド or Microsoft PowerPoint

    → プレゼンテーション作成用のツール

請求書作成アプリ2選

freeeMisocaなどのサービスが便利です。

請求書作成アプリ「freee」

特徴

  • 会計・経理業務を自動化できるクラウド型サービス
  • 請求書作成以外に、見積書や納品書、領収書も作成可能
  • 経理・確定申告を一つのプラットフォームで完結

メリット

  • 一括管理:売上や入金状況をリアルタイムで把握可能
  • プロフェッショナルなデザイン:テンプレートの種類が豊富
  • 多機能:クレジットカードや銀行口座と連携可能
  • クラウド型:外出先からでもスマホで操作可能

デメリット

  • コストがやや高い(月額1,000円以上の有料プラン)
  • 初心者には操作が複雑に感じる場合がある

請求書作成アプリ「Misoca」

特徴

  • 請求書作成に特化したクラウドサービス
  • 中小企業やフリーランス向けにシンプルで使いやすい

メリット

  • シンプルで直感的な操作:初心者でも簡単に使える
  • 無料プランが充実:月間5通まで無料で請求書を発行可能
  • 郵送サービス:アプリ内から郵送依頼可能で手間が省ける
  • テンプレートがシンプルで見やすい

デメリット

  • 請求書作成以外の機能がない(経理業務は対象外)
  • 大規模事業や複雑な取引には不向き

freeeとMisocaの比較表

項目 freee Misoca
対象 幅広い業種、規模 中小企業、フリーランス
機能性 請求書+会計・経理管理まで対応 請求書作成に特化
コスト 月額1,000円~ 月間5通までは無料
デザイン性 高い シンプルで見やすい
郵送サービス なし あり

どちらを選ぶべきか?

freee:経理や確定申告など、多機能を求める人におすすめ。
Misoca:請求書作成をシンプルに済ませたい初心者やフリーランス向け。


7. よくある質問6つ:請求書・契約にまつわるQ&A

Q1. 請求書を送るタイミングは?

A. 業務終了後、できるだけ早めに送付します。通常は1週間以内が目安です。

Q2. 消費税は必ず記載する必要がありますか?

A. 取引額が税込みの場合でも、内訳(税抜き金額と消費税額)を記載することが推奨されます。

Q3. 手書きの請求書でも大丈夫ですか?

A. はい、手書きでも問題ありません。ただし、見やすさや正確性を保つためにテンプレートや作成ツールの利用が推奨されます。

Q4. 契約書がない場合でも請求書を出していいですか?

A. 契約書がない場合でも口頭やメールでの合意があれば請求可能ですが、書面での契約が推奨されます。

Q5. 請求書をメールで送る際の注意点は?

A. PDF形式で送付するのが一般的です。ファイル名に請求番号や取引先名を入れるとわかりやすくなります。

Q6. 支払いが遅れている場合はどう対応すればいいですか?

A. 支払い期限の1週間後を目安に、礼儀正しい言葉遣いでリマインドメールを送付します。それでも解決しない場合は電話で確認することも必要です。


8. まとめ:安心して仕事を進めるための準備

正しい請求書と契約書を準備することで、

仕事のトラブルを防ぎ、クライアントとの信頼関係を築けます。

テンプレートやツールを活用しながら、

プロフェッショナルな対応を心がけましょう。

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